ロックアウト |
首都のキングストンと僕の任地オールドハーバーの間に スパニッシュタウンという街があります。 この街は元首都でそこそこ大きく、何より移動の中心地でここから ジャマイカ全土へのバスが発着していて移動には欠かせない そしてもう一つ”危険な街”としても有名なのです ギャングの抗争が絶えずに発砲事件が絶えない 選挙前となれば2大政党が衝突して、これまた暴動が絶えないらしい 首都と任地の移動でスパニッシュタウンを経由するので、もう何度も 来ていて見ている限りではそんなに危険な街には見えへん 日曜日も任地に帰る途中で「全然危険に見えへんなあ」 「選挙前とかじゃなきゃ大丈夫やろ」なんて話を 一緒に帰った隊員としていた。 次の朝早くに事務所からメールが「スパニッシュタウンで 激しい銃撃戦があり、許可が出るまで街に近寄らないように」 えーー、昨日は全然平和やったのに。あの街を封鎖されたら どこにも行かれへん、今週末はワークショップのヘルプや KTCで会ったジャマ人に再会できるパーティーが首都であるのに!! どうもニュースや新聞を見てるとギャングの親分を警察が 射殺した、その報復でギャングが街を封鎖して車を燃やして 銃撃戦に発展したもよう、警官、民間人とかなりの死傷者が出てる模様 しかも警察VSギャングというシンプルな構造ではなく コミュニティーの人間や政党もからんだ争いに発展してるっぽい (この辺は僕の英語が怪しいんでどこまで正確かわらん) 1日帰るのが遅れてたら首都に缶詰されてたし、半日遅かったら 騒ぎに巻き込まれてたかもしれん。 すっかりジャマイカに慣れてきていたが KTCの安全講習会で名指しで「ジャマイカは特に危険です」 と言われてたのを忘れていた、殺人事件発生率世界3位は伊達じゃない! こんな感じで派手にやってるらしい |
by kyubu205
| 2005-11-01 12:56
| Jamaicaにて活動中
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